みなさん、こんにちは!
このサイトは、主に建築学生の方に向けてのお役立ち情報を配信しているのですが、今日はそんな建築学生のみなさまに是非紹介したいイベントがあります!!
それがこちら、
“SDL (せんだいデザインリーグ)”
毎年、仙台において開催される日本最大規模の卒業設計展です。
今年もその開催が近づいてきたので、改めてSDLの概要を振り返ると共にSDL2019ならではの情報や審査員情報、応募情報などを一気に見ていきたいと思います!
コンセプト
以下、大会HP(http://gakuseikaigi.com/nihon1/19/index.html)より大会運営のコンセプトを抜粋します。
公平性
学校の枠や師弟の影響を超えて、応募した学生の誰もが平等に立てる大きなプラットフォーム(舞台)を用意すること。
→学校推薦/出展料不要
→学生による大会運営
公開性
誰もが見ることができる公開の場で審査すること。
→広く市民に開かれた場での審査
→書籍、展覧会(メディアミックス)による審査記録を含む大会記録の公開/アーカイブ化
求心性
卒業設計大会のシンボルとなるような、誰もが認める建築デザインの拠点となりうる会場を選ぶこと。
→せんだいメディアテークでの開催
→世界的に活躍する第一線級の審査員
こうした普遍的なコンセプトの元に運営されているからこそ、毎年多くの出展者、そして観覧者を呼べる一大イベントとなっているのでしょうね。
続けて、本イベントの魅力に迫っていきます!
魅力
規模
冒頭でも述べたように、SDLはその出展者数、来場者数共に全国最大規模の卒業設計展イベントとなっています。
特に、
“より多くの人に自分の作品を見てほしい、評価してほしい”
という気持ちを抱く出展者にとっては魅力的な要素かと思います。
また、イギリスの建築・デザイン雑誌BLUEPRINTで「世界で最も熱い学生イベント」としても紹介されているなど、国際的にも評価の高いイベントとなっています。
そんなSDLは、開催される会場もその魅力の一旦を担っています。
それがこちら。
建築家、伊東豊雄氏の代表作品としても数え上げられる
“せんだいメディアテーク”
です!!
卒業設計展で学生の様々な作品に触れながら、日本屈指の名建築にも足を運べる、、まさに一石二鳥ですね✨
審査員
次に審査員です。
平田晃久
建築家
平田晃久建築設計事務所
京都大学教授
(Photo by Luca Gabino)
トム・ヘネガン
建築家
東京藝術大学美術学部建築科教授
家成俊勝
建築家
ドットアーキテクツ
京都造形芸術大学准教授
武井誠
建築家
株式会社TNA代表取締役
東京大学非常勤講師/京都工芸繊維大学非常勤講師
(Phoyo by SADAO HOTTA)
栃澤麻利
建築家
SALHAUS代表取締役
中川エリカ
建築家
中川エリカ建築設計事務所
西澤徹夫
建築家
株式会社西澤徹夫建築事務所代表取締役
エスキス塾
卒業設計展によく足を運ぶ人は、
“結局プレゼンさせてもらえるのはファイナリストくらい。他の人はパネルだけで評価されるし、フィードバックももらえない”
そんなイメージを抱いているかもしれません。
ところがSDLはそうじゃないんです!
この”エスキス塾”という企画は、ファイナリスト以外も議論ができる場を、という想いから生まれたものでSDLファイナルの翌日に開催される、
学生40名と講評者3名によるガチンコエスキスイベントなんです!
人数に限りはありますが、誰でも参加申し込みができ、自分の力作に対して講評をもらうことができます。
開催日時は、3/4の10:30-16:00!!
スケジュール
最後に大会関連のスケジュールをまとめておきたいと思います。
特に出展者として応募される場合は応募締め切りが近いので今すぐご登録を!!
応募
メンバー登録:2/1の15:00まで
出展登録:2/8の15:00まで
応募登録は→https://gakuseikaigi.com/apps/19/entry/
応募要項は→http://gakuseikaigi.com/nihon1/19/join/pg291.html
公開審査
3/3の15:00-20:00
会場はもちろん、せんだいメディアテーク!
公開審査の観覧には事前申し込みが必要ですが、募集はまだ始まっていないようです。
募集開始のタイミングで、また本サイトやLine@から告知を流しますので今しばらくお待ちください!
3月3日、せんだいメディアテークでお会いしましょう!!